営業の仕事に疲れちゃった
経理に転職できる?
条件はありますができますよ^^
ということでこんにちは^^
就職して、数年。就職する前は、
よし、営業として定年まで働くぞ!
と思っていたけれど働いていくうちに、
営業が楽しくない・・・
営業以外の仕事がしたい・・・
そう思うことはありませんか?
私自身もそう思いました(笑)
このサイトは、営業などの職種から、
「経理職」へのキャリアチェンジを考えている人のためのサイトです。
私自身、
- 営業から経理にキャリアチェンジ成功
- 採用担当者として、後輩の採用を担当
- 経理未経験社の採用&育成
という経験をしていますので、ある程度リアルな情報をお伝えできるます^^
を踏まえて解説して行きます。
このサイトがあなたの転職を考える役に立てば幸いです^^
本記事の概要はこの通り。
①経理にキャリアチェンジは可能
②経理の仕事ってどんなこと?
③キャリアチェンジするための転職方法
それでは見ていきましょう〜^^
経理にキャリアチェンジは可能!
まずは結論から^^
経理にキャリアチェンジすることは可能です!
ただし、
・簿記の資格を持っていること
・ある程度年齢が若いこと
(30代以下のほうが可能性は高いです)
・「経理をやりたい」熱意があること
は必要になってきます。
順番に確認していきましょう〜!
簿記の資格を持っていること
簿記の資格はやっぱり必要ですか?
簿記は絶対に持っていた方がいいですね!
結論、簿記の資格はあった方がいいです。
可能なら、簿記2級、最低でも簿記3級の資格は欲しいです。
企業によっては、簿記の資格の有無である程度の足切りをしています。
簿記の資格がないと「本当に」経理をやりたいかわからないです・・・
特に簿記3級は、経理の担当者として必須知識です。
最低限の基礎知識。野球やサッカーといったスポーツの
ルールを知らずにやるようなものです(笑)
新卒入社であれば、
入社するまでに、簿記取得します!
でも、何とかなるかもしれません。
ただ、転職の場合は採用の土台に上がる可能性がそもそも下がってしまいます。
「簿記を持っていないけど、経理をやりたい!」
という方は案外と多いんです(笑)
その為、足切りされてしまう可能性が…
簿記3級は優先的に取得しましょう!
簿記2級や簿記1級まで取らないとダメ?
簿記2級は「工業簿記」を含むので、
可能なら取ってもらいたいです^^
簿記1級はいらないです^^
簿記3級は、自己学習でも結構取得できるのですが、
簿記2級からはかなりハードルも上がってきます。
簿記2級を理解すると、「工業簿記」もできるようになります。
工業簿記は、
- モノを作ったり、
- システムを作ったり、
- サービスを提供したり
する上で必要になってくる知識です。
簿記3級でできるのは、
✅「商品を仕入」して、
✅「商品を販売する」レベルなので、
簿記2級があると、対応できる仕事の幅がグンと広がります。
工業簿記が苦手な人は多いので、
できるようになると強いですよ^^
ちなみに転職活動時点で、「簿記2級」を持っていなくても、
面接の土台に上がることはできます😊
その場合は、
- 簿記2級は勉強中
- 簿記2級取得する意思がある
ことは是非面接官に伝えるようにしましょう^^
今から簿記を取得するなら、クレアールをオススメします。
基礎知識がなく、簿記なんて無理!と言っていた、私の妻もクレアールで勉強しています^^
ある程度年齢が若いこと
キャリアチェンジの場合は、年齢が若い方が有利です。
一般的に「転職者」を求めている企業が考えていることは、
即戦力(育てなくても)で
すぐ活躍してくれる人が欲しい!
です。
「未経験」なら、「新卒採用を待とう」と思う企業が大半です。
大多数は新卒待ちですが、企業によっては、
ある程度若い人なら、未経験でもいいか…
と思う会社も一定数います。
30代以下だと、完全未経験でも採用する可能性が残りますね。
一方で、30代以上になると、他に何かしらの強みが欲しいです。
例えば、
- システム開発をしていた
- 営業を担当していた
- 製造の現場で勤務していた
といった知識と経理の仕事をリンクして考えられる人であれば、
この人に話を聞いてみようかな〜
と思うことができますね。
あなたの「経験」と「経理」を掛けましょう^^
「経理をやりたい」熱意があること
最後に重要なのはこれです(笑)
熱意というのもバカにできません(笑)
経理の仕事は、意外と大変な仕事です(笑)
- 毎年のように税制は改正されるし
- 社内で会計を理解していない人に教えてあげる必要があるし、
- 繁忙期と閑散期がはっきり分かれていて、忙しい時は本当に忙しい
営業時代は、
経理はずっと社内にいるはずのに、
なんで細かいことを言ってくるんだろう…
暇なのかな(暴言)
なんてことを思っていましたが、これも仕事の一つです(笑)
どの仕事も「大変」なベクトルは違いますが、
大変なんですよね。
「楽かも!」と思ってキャリアチェンジをすると後悔するかもしれません
経理部についてのあれこれ!
ここからは、経理部の仕事や、ざっくりどんな働き方になるのかを
3つのカテゴリーで説明していきます。
・経理部の働き方ってどんな感じ?
・経理部に向いている人、向いてない人
・未経験から経理ができる会社はどんな会社?
順番に見ていきましょ〜!
経理部の働き方ってどんな感じ?
経理部の働き方をまとめるとこんな感じです。
- 月末月初/年末年始/長期休暇の後/期首期末が忙しい!
- 忙しくない時期はほぼ残業なし
- テレワークはできなくないけど、ハードル高め
経理は、初めと終わりが一番忙しいです。
というのも、各部署から数字に関する請求書や領収書、資料や伝票といったものが届くのが、
大体月末〜月初に集中するからです。
同様に、年末年始、長期休暇の後なども忙しくなりやすいです。
一番忙しいのは「期首期末」ですね(笑)
日本の会社は大体「3月決算」です。
3月決算の場合は、4月と5月が本当に忙しいです。
この2ヶ月間で、
- 前年度3月の月次決算
- 前年度の年次決算
- 前年度の決算申告(3ヶ月後の6月まで)
- 前年度の消費税申告(2ヶ月後の5月まで)
- 当月(4月5月)の月次決算
- しかも、5月にはGW・・・
と複数の要素が絡み合ってます(笑)
3月決算の会社で、4月に休みを取るのは「かなりハードルが高い」と言えます。
弊社でも4月は休まないという
暗黙のルールがあります💦
その反面、忙しくない時は忙しくありません。
オンオフはつけやすいですね^^
繁忙期とそうじゃない時が結構はっきり分かれるので、
個人的には予定を立てやすいです^^
会社の雰囲気にもよると思いますが、閑散期の休みは
取得しやすいのではないでしょうか😊
最近流行りのテレワークって、経理は可能?
基本的にはないと思っていた方がいいかと!
誤解のないようにお伝えしておくと、経理でもテレワークはできます。
ただ、するためにクリアしなければいけないことがたくさんあるのです。
- 🌀紙で届く請求書の扱いをどうするか。
- 🌀電子帳簿保存法への対応をどうするか。
- 🌀会計システムに自宅からアクセスできるか。
この辺りをクリアする必要があります。
将来的には対応している企業は増えていくと思いますが、
まだ対応している企業の方が少ないでしょうね。
最近は、紙の請求書を電子データに変換してくれる
サービスも出てきていますが、
提供している会社が少ないんです…
中小企業レベルでは導入は躊躇しちゃいますね
それに、経理未経験者の場合は出社して、
疑問点を気楽に質問できる方が成長しやすいですしね。
テレワークの制度が企業としてあれば、将来的に経理をやりながらテレワークできる可能性はあるので、
そこは確認してもいいかもしれません^^
ちなみに私は、上司に直談判して、
半分出社、半分テレワークしています
経理に向いている人ってどんな人?
経理に向いている人は、ざっくりとまとめるとこんな感じです。
- 人と会話するのが苦手じゃない
- 「何故」この処理をするのか理解して処理できる
- 新しいことを積極的に学ぶことができる
意外に思うかもしれませんが、経理はめちゃくちゃ人と話をします。
不特定多数の人と〜というよりは、社内の人が多いですが。
話をする相手は、管理監督者の方が多いですね。
支払い内容を把握しているのは管理監督者ですしね。
ある意味当たり前のことかもしれまんせん
つまり、自分よりも上の立場の人に話しかける必要があります。
人と話さなくて済むと思ったのに…
そう簡単にはいかないですね(笑)
役職上の人にも臆さず話す必要がありますw
なので、単純に人と関わりたくなくて経理職を考えている、
という方は考え直すことをオススメします
ちなみに私は、
❌不特定多数の人との会話は苦手
⭕️特定の人と会話するのはOK
だったこともあって、苦もなくやっています(笑)
また、何故このような処理をするのか?を考えながらできる人は強いです。
経理の仕事は、「判断が分かれる」ことがよくあります。
ある程度の決まりはあるのですが、その範囲内なら比較的会社ごとに裁量が任されています。
例えば、製造業で必要な「原価計算」は、「指針」は定められていますが、
どう処理するかは本当に会社によって千差万別です。
そのため、原価計算をする会計ソフトは
種類が少ないんですよね(笑)
自社に合わせると超高額になりますw
税務調査で税務調査官に、「この処理したのはなんで?」と聞かれた時に、
適切に回答できるかが大切なんですよね。
上司の立場からしても、「何故この処理をしたか」を説明してくれる人は、
安心して仕事を任せることができます。
プロセスが間違っていれば、そこを指摘してあげるだけですからね
また、新しいことを学べる人も良いですね。
経理の仕事は、
- 毎年のように制度改正され、
- システムなど覚えることもどんどん増えて、
と結構やること満載です。
今、20代〜30代くらいの人は、システムを活用することが必須になってきます。
会計に関する勉強に加えて、システムを使用することも
学び続ける必要がありますね。
未経験から経理ができる会社はどんな会社?
中小企業ですね。
幅広く経理を知れるのでオススメ^^
残念ですが、いわゆる「大企業」はまず採用されません。
大企業の場合は、
- 未経験者は新卒で一括採用していて、
- 転職は、即戦力の経験者一択
という方針になることが殆どです。
わざわざ、転職で未経験社を採用する理由もないんですよね。
実際に転職サイトで、「経理 未経験」で検索して、
大手企業がヒットすることはほとんどありません。
なんだ。大企業に転職できないのか…
と思ったそこの貴方!
実はこれ自体はそこまで悪くありません。
中小企業の経理なら、
幅広く業務を担当することができます
つまり、それだけ成長することができます。
大企業と中小企業を比較するとこんな感じ。
大企業 | 中小企業 | |
業務範囲 | 分業制なので一部 | 全部対応する必要あり |
決算 | 上場している場合は四半期毎 | 上期と下期の2回で十分 |
税務調査 | 国税庁管轄で厳しい | 税務署管轄で少しやさしい |
大企業の経理は、良くも悪くも「分業制」なんです。
そもそも処理する量が多いから当たり前ですね。
反対に中小企業の経理は、「全部やる」ことになります。
そもそも経理を担当している人の人数も少ないですし、
処理量自体もそこまで多くありません。
私の会社も、全員足しても、10人居ませんでした。
なので、その会社で必要な経理業務全て関わる機会があるということです^^
実際に弊社にも、大企業で管理職まで勤めた方がいらっしゃいましたが、
実務では担当していない業務が少なくなかったですね。
これはかなり驚きでした!
また、中小企業だと「税務調査」に対応するためのハードルも下がります。
税務調査でくるのも、大企業の場合は「国税庁」中小企業の場合は、「税務署」なので。
大ボスと中ボスくらいの差があります。
さらに経理担当者も多く在籍していたら、税務調査に同席する機会を得るのもかなりのハードルです。
自己成長という意味でも、中小企業への転職は
悲観することはないかなと思います!
経理に転職するには?
・転職サイト
・転職エージェント
・ハローワーク
について解説して行きます。
表で比較すると、こんな感じです。
①転職サイト | ②転職エージェント | ③ハローワーク | |
オススメ度 | 非常にオススメ | オススメ | オススメしない |
経理求人数 | オススメ | オススメ | オススメしない |
未経験募集 | オススメ | オススメしない | オススメしない |
サポート | オススメしない | 非常にオススメ | オススメ |
ちなみに結論は、
・転職サイト
・転職エージェント
を併用していくのがオススメです!
転職サイト
転職サイトとは、
あたりがメジャーですね😊
転職サイトの良いところは、採用したい企業が、
- そこそこのお金をかけて
- 採用のための募集をかけていること
です^^
転職サイトは、お金を払って一定期間広告を出すことができます。
転職エージェントよりは安価なので、少しハードルは低くできます。
転職サイトの場合は、「採用人数」によって
費用は変わらないので一度に複数人採用ができると
コスパは良いです^^
利用者視点でのデメリットとしては、
- 面接の日程調整や
- 入社にあたっての各種交渉を
全て自分でやらないといけない点ですね。
ただし、未経験でも採用される可能性は一番高いかもしれません。
ハローワークよりはコストがかかりますが
転職エージェントよりはかかりません
ある意味バランスはいいですね^^
転職エージェント
転職エージェントで有名なのは、
といったところがメジャーどころですね。
転職エージェントの良いところは、採用したい企業が、
- かなりのお金をかけて
- 採用のための募集をかけていること
です^^
ざっくり相場としては、企業が採用場合、その人に支払う予定の
年収の三分の一を成果報酬として支払うことになります。
一般的に利用者は無料で使うことができます!
転職エージェント側もあなたを採用してもらえれば報酬を得られるので、
- 履歴書や職務経歴書の作成サポート
- 模擬面接のサポートやアドバイス
- 就職までの面接日程や採用条件の交渉
といったことをフォローしてくれます^^
転職サイトの場合は、「採用人数」によって
費用は変わらないので一度に複数人採用ができると
コスパは良いです^^
利用者視点でのデメリットとしては、
- 報酬が高くなりやすいので、未経験よりも経験者優遇は顕著
- ある程度見込みがないと、「紹介する求人はない」と転職エージェントに断られる
- 転職エージェントによっては、「強引に売り込まれる」こともある
ので、一概に全てOKということはありません。
ちなみに私は「転職エージェント」で、
未経験から経理に転職しました^^
ハードルはもちろん高いですが、採用される可能性がないわけではないので、
並行して使うことをお勧めします^^
ちなみに私は数100社じゃ効かないくらい応募していたりするので、
結構根気は必要かもしれません(笑)
私は数打ちゃ当たる戦法を選択しました(笑)
ハローワーク
求人としては「ハローワーク」でも提供されていますが、
基本的に未経験で経理職への転職を考えている場合はオススメしません。
そもそも、経理職に関する求人が出ていないことが多いんですよね。
それどころか、事務職に関する求人もかなり少ないです。
運良く見つけて応募したとしても、倍率はかなり高いことが多いです。
さらに、企業がハローワークに求人を出す際には、料金がかからないこともあって、
「採用にお金をかけたくない企業」の可能性も少なくありません。
転職サイト、転職エージェントを活用した上で、余力があるならハローワークを使う。
でも十分かなと。
ちなみに会社がブラックすぎて先に退職した際には、
必ず失業給付(雇用保険)を受け取りましょう^^
その際にはハローワークに通うことになります(笑)
もう少し詳しく見たい方は、こちらの記事も参考にしてください^^
結論 未経験からでも経理に転職はできる!
今回の記事では、未経験からでも経理に転職できる理由について解説しました^^
まず、経理にキャリアチェンジすることは可能です!
具体的には、
・簿記の資格を持っていること
・ある程度年齢が若いこと(30代以下のほうが可能性は高いです)
・「経理をやりたい」熱意があること
状態だと、キャリアチェンジのハードルは下がります^^
次に、経理部の働き方に関してはこんな感じです。
・経理部の働き方ってどんな感じ?
→繁忙期と閑散期。オンオフがはっきりしている。
テレワークは不可能ではないものの、ハードルは高め
・経理部に向いている人は?
→人と会話するのが苦手じゃない
「何故」この処理をするのか理解することができる
新しいことを積極的に学べる、人は向いています。
・未経験から経理ができる会社は?
→中小企業!
業務を幅広く理解するためにも中小企業がオススメ^^
経理に転職するための方法としては、「転職サイト」と「転職エージェント」を活用することがオススメです。
・転職サイト
メリット:そこそこのお金をかけて募集したい企業
デメリット:各種交渉を自分でやる必要がある。
・転職エージェント
メリット:転職エージェントが様々なサポートをしてくれる
デメリット:企業側のコストが上がるため、転職のハードルは上がる
・ハローワーク
事務職が少ないのでオススメしません!
実際に今のあなたの状況で転職できるかどうかは、
「転職サイト」や「転職エージェント」を使ってみないとわかりません^^
経理職への転職を考えているのであれば、まず「転職サイト」と「転職エージェント」に登録しましょう^^
おすすめの転職サイトは、
この3つです^^
オススメの転職エージェントは、
この3つです^^
まずは、それぞれ登録をしてみましょう😊
オススメは、転職エージェントで相談を先にすることです^^
転職市場のことを理解している転職エージェントから一度話を聞くと、
あなたの場合、
- 経理への転職をした方がいいのか
(色々聞いて、判断が固まることもあるでしょう^^) - 現職に留まった方がいいのか
(案外、評価されている可能性もあります)
を判断するきっかけになります^^
どのサービスも利用するだけではお金はかかりません。
「転職活動」自体はノーリスクなので、自分の市場を把握するためにも、今日、登録しましょう^^
今後も、経理転職に役立つ記事を随時更新していきますので、
是非、他の記事もご覧になってください^^